夜間低血糖とは、睡眠中に現れる低血糖のことを示します。
低血糖は通常自覚症状があるため、気づいたときにブドウ糖などを摂取することで対処できます。しかし睡眠中の低血糖は自覚症状があらわれにくいため、補食やブドウ糖の摂取が遅れて重症化する場合があります。夜間低血糖を防ぐには、予防と早めの対策が重要です。
1)Goto A et al. J Am Heart Assoc 2016; 4(3): e002875
2)Lin CH, Sheu WH. J Intern Med 2013; 273(1): 102-110
SAPを用いる方法
パーソナルCGM機能を掲載したインスリンポンプ(SAP)を用い、リアルタイムに日内変動とその傾向を確認する方法です。 インスリンポンプの使用が必要なこと、医療費などの条件はありますが、リアルタイムの確認・対処ができるため、血糖コントロールに有効です。 また、低グルコースの際にアラートでお知らせしてくれる機能を備えたポンプでは、低血糖に気づくのが早くなる、未然に防止できるなどの効果も期待できます。
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