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インスリンポンプ療法とは?

糖尿病患者さんの中には、インスリンを持続的に身体に注入する必要のある方がいます。健康な方のすい臓からは常に少量のインスリンが分泌されており、食事の際には食事にあわせて必要なインスリンが分泌されます。必要なインスリンが不足している糖尿病患者さんにインスリンを注入し、補助するのがインスリン療法です。

インスリン療法の種類

インスリン療法には、インスリンを1日1回〜複数回注射で皮下に注入する注射療法と皮下に留置した細くやわらかいカニューレを通して持続的に注入するインスリンポンプ療法(Continuous Subcutaneous Insulin Infusion:CSII)とがあります。

インスリン注射によるコントロール
ペン型注射器を使って、自己注射で注入します。
一日の注射回数は1回〜4回が目安です。食事の直前など、1日数回の注射を行うこともあります。
頻回注射療法では超速効型と時効型の2種類を組み合わせ、1日4回を目安に注射します。
インスリン注射によるコントロール
インスリンポンプによるコントロール
簡単な操作で、人目を気にせずインスリン注入ができます。
2日〜3日に1回の注入セット交換が必要です。
時間帯ごとに注入量を変更できるため、より生理的な分泌に近いインスリン分泌パターンを維持できます。
食事の種類や食べ方に応じた、追加インスリンの注入方法を選択できます。
インスリンポンプによるコントロール

インスリンポンプ療法とは

インスリンポンプ療法では健康な方のすい臓の働きに近い状態にする、つまり血糖を正常に保つために分泌されている少量のインスリン(基礎インスリン)を、24時間連続的に注入するだけでなく、食事にあわせて必要なインスリン(追加インスリン)を比較的簡単なボタン操作で注入することが可能です 。

健康な方のインスリン分泌イメージ


インスリン注射?それともインスリンポンプ?

基礎インスリンの必要量は1日の中で変動し、一定ではありません。また、年代によっても基礎インスリンの量や1日の必要量の変動幅は大きく変わります。*

基礎インスリンの必要量


インスリンポンプ では患者さんに合わせた基礎インスリン量を設定できます

頻回注射療法インスリンポンプ療法

ほかにも・・・
インスリンポンプ療法は、糖尿病の管理に有用であり、1日の注射回数を減らすことにも役立つ可能性があります。
インスリンポンプは携帯できるため、さまざまなライフスタイルに適合しやすいと考えられます 。

更に詳しく知りたい方はこちら
0歳〜12歳未満の患者さんへ
10代の患者さんへ
成人の患者さんへ
妊娠希望/妊娠中の患者さんへ

注意!
本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。
病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。

参考文献:

  1. * Scheiner G, Boyer BA. Characteristics of basal insulin requirements by age and gender in Type-1 diabetes patients using insulin pump therapy. Diabetes Res Clin Pract. 2005;69:14-21.

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